お客様から大変歴史ある燃料ポンプのお問い合わせがありました。

燃料ポンプは判明しないと角度の問題があるので送っていただかなければいけません。

昭和32年、弊社では管理していない燃料ポンプでした。

何とかなるかもしれないので送ってくださいと連絡すると・・

お送りいただいたのがこちら・・　ゴムはどちらまで・・・

うん！　できないわけではないのですが・・

これは角度を出すのに時間がかかる・・

無料ではできない範囲でございます。

折り返し電話をすると、ダイヤフラムゴムがついているものをお持ちのようで。

そちらが必要なことをお伝えすると、再度お送りいただきました。

お送りいただいた中に聞いたことのない部品が・・

お手紙もいただき、再生できないかと。

ディストリビューター。

専門外でしたので、計測だけして少し横に置き、燃料ポンプから。

燃料ポンプはすぐできました。

部品をあちこち探してくれて担当のK君に感謝です。

いつもありがとうございます。

その他の部品ガスケットもお送りいただいたので確認します。

バルブはついていないのか電話で確認。

ついていたので、商品に入れました。

こちらでございます。

71-0029　TOYOTAクラウン　昭和32年　RS型

 

株式会社ナプコ

 

さて次は初めて聞くディストリビューター

先ずは一番大事なゴムの材質を見ていきます。

1mmゴム触った感じとてもなめらか　布無しでいきます

布入りは丈夫ですが少し硬くなるので触った感じ布無しがいいと思いました。

お客様に尋ねると、白い部分は表裏にガスケットがついていたようで

弊社の耐熱200度の糊付きビーターで用意します。

内径はご自身で切り取りされるようです。

外径だけ弊社にあるもので探してプレスで抜きました。

プレートシャフトありますが、穴が開いている製品がございません。

 

次回、穴付き製品、ディストリビューター再生に挑戦していきます。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

ナプコ　打保　江理子