昨年末よりお客様に部品をお預かりし

仕入れ業者と相談し製作可能とのことでしたので

図面を書くのに１つの部品だと心もとないので弊社にある燃焼式ヒーターも

念のため寸法を取っていたら、パブリカにあるあるの、ねじのピッチ相違問題が出てきました。

 

お借りした部品はM5×P0.8　ISO規格（新JIS規格）　1965年(昭和40年)～

弊社にあった部品はM5×P0.9　JIS規格（旧JIS規格）　1949年（昭和24年）

んっ？　これは・・

もう見た目は同じ、頭も同じ

飾り溝も無し、マーク無しなので、これはわからない・・

しかもとても短い距離なので拡大鏡でやっと違いをとらえられる程度。

図面を書く時しかこれはわかりません。

 

弊社では、簡易的にねじピッチを図るときはこちらを使用しています。

製品は、ねじリングゲージで測っております。

お客様と相談し、お客様がお持ちのピッチに合わせ製作することに。

 

今回はM5×P0.9　JIS規格　旧タイプの燃焼式ヒーターです。

ナプコ品番：98‐0001A（旧JIS M5×0.9）＃刻印番号　となります。

2025年2月末発売予定でございます。

 

中心孔は

0.38　＃0.38　（弊社標準）～

燃焼式カーヒーター＃刻印

87371‐10011　＃40

87372‐10011　＃41

87373‐10011　＃42

87374‐10011　＃43

87375‐10011　＃38

87376‐10011　＃39

 

それ以外はご相談ください。

0.38以外は孔あけ加工が必要となり加工料がかかります。

非常に細い孔となりますのでドリルが折れる可能性もございます。

 

引き続きパブリカ初期燃料ポンプ製作します。

良くご存じの方に相談しながら商品化を進めております。

頼りになります。

いつもありがとうございます。

 

最後までご確認いただきありがとうございました。

 

株式会社　ナプコ　打保　江理子